★第13夜★聖夜の神々

めにーくるしみます!!

こんばんは。
RagnarokOnlineの街並みもすっかりクリスマス一色ですね。
今年のクリスマスは三連休と被ってるから、家族・恋人・友達とお出かけなさっている方も多いでしょう。
俺はバッチリ何の予定もありません。
唯一、心待ちにしていた自分用クリスマスプレゼントも遅配に巻き込まれました。
10月から予約してたのに・゚・(つД`)・゚・

さて。
クリスマスと言えば、みんな大好きサンタさん。
クリスマス豆知識の冊子とかに、よく…

サンタの元ネタ?
『サンタクロースのデザインは、オーディンやトールが元ネタかも知れないよ』説が書いてあります。

サンタさんのヒゲ面や長い白髪、帽子やらが神々に似てるとか…。
トナカイのソリは、空を飛ぶスレイプニールやタングリスニ&タングニョーストが原型かもとか…。

でも俺は色々なクラシック絵画を見て思ったんだよね。
その辺の文化圏の男性って、昔はみんな似た様なファッションだったんじゃないの?
雪深い地方での移動手段は大体、動物に牽かせたソリじゃないの?かさばる荷物とかあったら特に。
絵画の中の年いった男はみんなサンタっぽく見えるよ!(`Д´)
もしサンタが隻眼で槍の達人だったり、ゴリマッチョ花嫁の姿だったら、アース神っぽいとは思いますが。

…ここで終わると身も蓋も無いので…せっかくだから神々にサンタっぽい事をして貰おう(*’ヮ’)ノ
クリスマスって元々、キリスト教の祭じゃなくて、ゲルマン民族の冬至祭が起源とゆー話もあるしね。

 
投槍北欧夜話『このホラ話はフィクションです。 実在の神話や神様とは関係ありません。 とってもファッキンな内容です。』

今は昔。
主神オーディン&雷神トールは良い子にプレゼントを配布するべく、煙突から民家に不法侵入しました。

民家に不法侵入
ガラガラドスーン!

トール『いてててて、足すべった;;』
オーディン『何やっとるか貴様ーッ!人間どもに気取られるだろうが!!』 ←雄弁の神は声がデカイ
家の主人『いや、アンタも夜中に人ん家で何やってんですか…?』
オーディン『クッ、マズイ。かくなる上はスピアブーメラ…!
トール『Σ槍投げんなーー!!良い子に父親の葬式プレゼントする気かよ!!』
オーディン『ええい、まだるっこしい;;』

家の主人は眠ってしまった!
オーディン『わんつーじゃんご!!』
家の主人『ぐうぐうすやすや』

結局、オーディンの魔法で眠らせました。
(※オーディンは魔術で幻を見せたり、正気を奪ったりできるよ!)

オーディン『全く、余計な手間をかけさせおって(ブツブツ』
トール『おっし、さっそくチビっ子部屋に行こーぜ♪』

子供部屋
子供部屋にて。

男児『ぐうぐうすやすや』
トール『このチビだな。よく寝てるなぁ^^』
オーディン『ほー。年の割になかなか鍛えておるわ。童子よ…力が欲しいか…?(ゴゴゴゴゴゴ
トール『今日は戦死者スカウトじゃねーから!いちいち軍神モードになんな!』
オーディン『チッ』
オーディン(帰ったら戦乙女にマークさせよう)

子供部屋
また別の民家にて。

女児『ぐうぐうすやすや』
トール『このチビも、可愛い寝顔だなぁ^^』
オーディン『ほー。年の割に出るとこ出とるな。ここは一つ私から愛という名の贈り物を…』
トール『親父、プレゼントはオモチャだけで良いっつーの!』
オーディン『チッ』
オーディン(日を改めてナンパしよう)

ワールドマップ確認中
雪道にて。

オーディン『次の対象者は…何だ、随分遠いな…(地図を見ながら』
トール『おっ、アレは!!』
オーディン『何なに…この角を曲がって、あー行って、こー行って…』

地図と格闘する主神を他所に、雷神は何かを見つけた様です。

オーディン『ふむふむ…この道を南西に…。よし、出発するぞ、トール…!?』

振り返ったサンタオーディンが見た物は!!

ごちそうを食べるトール
トール『ばくばくむしゃむしゃぱくぱくもりもりがつがつもぐもぐばりばりぼりぼりぐびぐびごっくん!!』

サンタトールは民家に侵入し、問答無用で料理を口に運んでいるではありませんか。

オーディン『何やっとるか貴様ーッ!』
トール『う、旨そうだったもんで、つい…^^;』

オーディン『この料理を作ったのは誰だー!?』

トール『えっ』

料理指南するオーディン
厨房にて。

オーディン『チキンだと!?寿ぎの宴に、この様な貧相な肉を出すとは何事か!貴人のパーティーには牡牛の肩ロースと相場が決まっておろう!今から全面的に作り直せ!!』
コックさん『す、スミマセン!』
コックさん(誰だよ、この人…・゚・(つД`)・゚・ )
オーディン『はじめチョロチョロ中パッパ!』
コックさん『は、ハイッ!』
トール(親父ってワイン生活のクセして、肉料理に謎のこだわりがあんだよな。。。)

オーディン『お前も鶏肉なんぞ喜んで喰らうな!』
トール『は、ハイッ!』

えーと。
オーディン様はノルウェーのオーラブ王(ハラルド美髪王のひ孫)の城に降臨した際、王様の料理番に牡牛の肩肉を与えて、メインディッシュを作り直させたというエピソードがあります。
おそらく最高神はチキンバーレルとか好きじゃない。
なお、オーラブ王はオーディン教じゃなかったので、直伝レシピの牛肉を食べずに焼き棄てた模様。
(※詳しくは真面目な本を読んで下さい)

そんなこんなで無駄なタイムロスを重ねつつも…

朝
オーディン『やれやれ、配り終わったか。普通、人間どもの方が我らに供物を捧げる側であろうが(ブツブツ』
トール『いや、親父。まだ終わってねーよ。一番大事なやつが!』
オーディン『何!?配達リストは全て完了しておるぞ』
トール『親父から俺へのプレゼント貰ってねーよ!くれ!!^^』
オーディン『…第二夫人まで抱える、ヒゲ面のガチムチ雷神がプレゼント配布対象年齢だとでも?』
トール『よこせ!!』
オーディン『あーあー、私と言う偉大な神を父に持った事こそが、何よりの下賜品だろ』
トール『うわ、要らね。。。』

オーディン『そんな事より…冷えたから、さっさと戻って酒だ、酒!』
トール『よっしゃあ!!』

とゆー訳で。

酒盛りするオーディン&トール
はっぴーほりでー!!

コメントする

CAPTCHA