参考文献

投槍北欧神話は以下の文献を参考に書いております。
どれもオススメの書籍ですので、ぜひご覧になって下さい。
……『投槍神話、原作と全然ちげぇ!』というツッコミは御遠慮下さい。

『北欧神話物語』K・クロスリイ-ホランド 青土社(1983)
管理人が初めて読んだ北欧神話の本。
優美な文体の物語形式で、神話概論や考察も載っています。
北欧神話初心者でも読みやすいので一番オススメ!
このブログは主にこの本から翻案しています(・ω・)

『北欧神話』H・R・エリス・デイヴィットソン 青土社(1992)
古代北欧人の文化を絡めながら各神話を解説している本。
出土品の写真が多数掲載されていて、神話世界への理解が深まります。
”解説書”なので物語として楽しむには前述の『北欧神話物語』をどうぞ。

『北欧神話の世界 神々の死と復活』アクセル・オルリック 青土社(2003)
「ラグナロク(神々の黄昏)」について特化考察している本。
北欧神話以外の西欧伝説に関する予備知識がないとちょっと難しい。
その分、読み応えがあります。

『北欧神話』P・コラム 岩波少年文庫(1996)
少年少女向けにアレンジされた北欧神話物語。
セクシャル・バイオレンス描写が控えめ。
話の前後関係が理解しやすい様に改変されています。

『エッダ―古代北欧歌謡集』ネッケル他 新潮社 (1973)
日本翻訳文化賞(第10回)に輝いた名著。
エッダを”完訳”してるのはこの本だけらしーです。
解説に若干、不親切な部分があり初読には不向き。

『北欧神話と伝説』ヴィルヘルム・グレンベック 講談社 (2009)
(初出は1971年新潮社)
神様が活躍する「神話」と、人間達が活躍する「伝説」がまとめて1冊に!
色々な物語を読めますが、1冊に詰め込んだだけあって、描写が淡白。
初読には不向き。

『はじめての北欧神話』菱木 晃子 徳間書店 (2014)
小学校低学年くらいを対象にした児童書。
挿絵がダイナミックかつ幻想的で、きっとチビっ子はアースガルドを好きになるでしょう。
子供向けのため、神々の魅力がちょっぴり伝わりづらいかも(特にロキ)

『世界神話大事典』イヴ・ボンヌフォア 大修館書店(2001)
すげー分厚さの神話事典。でも北欧神話部分は少ないです。
ゲルマン民族が神話文化を構築した過程に詳しい。
訳が原著に忠実過ぎるのか、日本語としては若干読みづらい部分も。

『図解 北欧神話 (F-Files No.010) 』池上良太 新紀元社(2007)
北欧神話入門編として書かれた、イラスト付き解説本。
エピソードや固有名詞を1ページずつ紹介しています。
日本人に馴染みのない、北欧の生活様式も分かりやすいです。

『オージンのいる風景 オージン教とエッダ』ヘルマン・パウルソン 東海大学出版(1995)
北欧神話の原詩のプレーンな訳や、北欧神への信仰について詳しく書かれています。
研究書なので諸毒には不向き。

『いちばんわかりやすい 北欧神話』杉原梨江子 実業之日本社(2013)
北欧神話の成り立ちや、登場人物紹介、主要エピソードを分かりやすく解説した一冊。
挿絵のオーディンがイケメン。

————-
その他、今まで読んだ『何かの本』(コンビニ本とか…)のうろ覚えな記憶に基づいて書いております。

RagnarokOnlineの元ネタ北欧神話を投槍に語る。