神話の時代、数々の巨人を1確してきたハンマー・ミョルニール。
今回は雷神トールのメイン武器であるミョルニールを巡る物語です。
捏造神話じゃないわよ\(^o^)/
今は昔。
ぽかぽか陽気の中、雷神トールは大の字になってお昼寝をしていました。
トール『うーん、よく寝たー。おっし、仕事ガンバルか!』
トールの任務は神々の宿敵である巨人の退治です。
体力を回復した彼は大槌ミョルニールを手に取ろうと、枕元を探りました。
トール『あれっ…?』
そこにはただ青々とした草が生えているばかりで、ミョルニールは影も形もありません。
眠りにつく前、確かに置いたはずなのにです。
彼は鞄や戦車の中を探してみましたが、自慢の武器はやっぱり見つかりませんでした。
トール『や、やっべー…』
何ということでしょう。
アースガルドでも有数の軍神である彼は、よりによってメインウェポンを紛失してしまったのでした。
ミョルニールはトール個人の持ち物ですが、その価値を現代で例えるなら『米軍における核兵器』の様な物。
それ程までに神様軍の勝利に貢献してきた強大な神器なのです。
青ざめたトールは来た道を辿り、神々に尋ねて回りました。
トール『な、なぁ…この辺でミョル見なかったか?;;』
フレイ『見てませんけど、どうしたんですか?(・ω・`)』
チュール『まさかミョルニールをなくし…』
トール『いやいやいや!そんなことは全っ然ねーよ!なくしてねーよ!絶対なくしてねー!』
フレイ&チュール『………』
どの神もミョルの行方を知りません。
いよいよトールは追い詰められました。
武器を失うなんて軍神の名折れもいいところ。
それより何より、巨人退治に最も威力を発揮してきたミョルニールが無くては、アースガルドの平和維持が危ぶまれます。
紛失が表沙汰となる前に何とか解決せねばと焦った彼は、最も親しい神の元へ相談に駆け込みました。
トール『叔父貴ーー、助けてくれーーー!;;』
ロキ『おう、どうした(゚Д゚)』
それはトールの実父オーディンの義弟であるロキ。
ロキと言えば、他人の不幸は蜜の味(*’ヮ’)が信条で、嫌がらせや悪戯に命を賭ける神です。
内緒の困り事を相談するに当たって、最低最悪の人選って気がしますけど…。
義理の叔父・甥関係であるこの二人は、何度も一緒に冒険旅行へ出かけたりする大変親しい間柄なのです(・ω・)b
トール『実は。。。昼寝から起きたら、ミョルがなくなっててよぅ。。。』
ロキ『おいwwそんなんオーディンの耳に入ったら、説教5000時間耐久レース間違いねぇぞww』
(※雄弁を司るオーディンは話が超長い)
トール『だから、こーやって叔父貴んとこ来たんじゃねーか。。。』
ロキ『うーん、昼寝中にだろ?十中八九、巨人にパクられてんなソレは』
トール『やっぱ、そう思うか?』
ロキ『雷神トール終了のお知らせ\(^o^)/』
トール『助けてくれよ!!;;;』
ロキ『仕方ねーな。可愛い甥っ子のために、ちょっくら巨人国まで探して来るか』
神器が敵の掌中に落ちたと睨んだロキは、巨人国ヨーツンヘイムへの偵察を決めたのです。
陸路は長く険しいため、まず彼は北欧神話でも有数の高速飛行アイテムを借りにゆきました。
(※アースガルド⇔ヨーツンヘイム国境には燃え盛る結界等があって危ない/第12話)
ロキ『フレイヤたん(笑)、急用ができたからファルコンローブを…』
フレイヤ『ハイハイ、貸せば良いんでしょ(‘A`;)』
ロキ『あざーっす!(*’ヮ’)』
フレイヤ『貸すだけよ、あげないからね;;』
第2話でもイドゥン救出用に使われた、ハヤブサに変身できるファルコンローブ(フレイヤの私物)です。
ローブを身に纏い猛禽の姿となったロキは、ミョルニールの所在を求めて巨人国へと飛び立ったのでした。
ロキは事件解決を真面目に手伝うのでしょうか?
ミョルニールとトールの運命は次回『神器と花嫁・2』に続く(*’ヮ’)ノ
最近は更新が多くて嬉しいです\(^o^)/
脳筋トールとロキが仲がよかったとは…
ロキは色んな意味で頭いいからトールの脳筋と合わせてちょうどよかったのかな?
1~2月はちょっとサボり過ぎた(*’ヮ’)
トール&ロキの仲が良かった理由は…また改めて考察かな!
ロキはオーディンともつるんでたけど、多分トールの方が相性が合ったと思うんだ。
トールよりも私のチュールたんの話をだな・・・!
チュールさんがいっぱい出てくる話も書きますよ!(年内くらいには…)
でもチュール神が好きなんじゃなくて、単に♂HWが好きなんでしょっ!?(´Д`)
もちろんだ!!
相方も男HWっていう一点で選んだからな!(本音)
いやいやトップブリーダーチュールたんは軍神に見えない草食系で大好きですよ!?(建前)
こっそりチュールをEXカラーのセージに変えておこう…( ・,_ゝ・)フフ