ほのぼのブラザーズ捏造ストーリー。
今は昔。
主神オーディンは虹の橋を訪れ、門番ヘイムダルに訊ねました。
オーディン『ヘイムダルよ。私が留守の間、ロキの奴が悪さしなかったかね?』
千里眼&地獄耳の神ヘイムダルは答えます。
ヘイムダル『常に我が目を光らせておりますが、直近のロキは食っちゃ寝、食っちゃ寝アンド食っちゃ寝で、およそ神の風上にも置けぬものの、特にこれと言った悪事は働いていない様です』
オーディン『そ、そうか…』
ヘイムダル『平和で何よりです(ニコニコ』
オーディン『う、うむ…』
白き神の笑顔を余所に、神々の父は何やら得心がいかぬ顔付きでした。
玉座に戻ったオーディンは御自ら問いただすべく、ロキを緊急招集したのです。
オーディン『義弟よ。最近、何か悪戯しとらんか?』
ロキ『なんすか?ここんとこ食べ歩きと昼寝に忙しくて、悪戯した覚えねーぞ(゚Д゚;)』
オーディン『本当に本当だな?隠れて犯罪に手を染めてないか?自首するなら今のうちだぞ??』
ロキ『だから、やってねーって!濡れ衣やめろし!(`Д´#)』
それを聞くと、オーディンは深い嘆息を漏らして言いました。
オーディン『そうか、残念だ…。次に悪戯した暁には、真っ先に私へ報告してくれ』
ロキ『え?いつも説教するクセに、意外と俺の悪戯、楽しみにしちゃってるんすか?www』
オーディン『フフッ。実は先日、天才的なひらめきで…』
オーディン『超絶拷問★ハイパーウルトラ血染め鷲の刑DXを思いついたのだ!(笑顔』
ロキ『義兄さん、俺は実験動物じゃないです(真顔』
オーディン『何がハイパー且つウルトラかと言うと、従来の血染め鷲は正気の持続時間Tと痛みの強さPが反比例関係であった短所を、切開術式の改善により大幅に…』←知識&雄弁の神
ロキ『うるせえぇええ!!てめーがまず正気じゃねぇえんだよ!!』
こうした次第で、拷問を警戒したロキは自分の手を汚さないタイプの悪事を考案したのでした。
(※詳しくは北欧神話の最後ら辺を読んで下さい)
【おまけ】
オーディン『ロキー、器具の準備はできてるからなー!いつでも報告するんだぞー!』
ロキ(いつかこの国を出よう)
なお神話末期、ロキはガチ出奔したものの、結局は神々に捕縛&拷問される模様。
(※詳しくは(ry)