★第32夜★ニヨルド家の一族・2

華麗なるニヨ家に迫り来る危機!

★第15夜★ニヨルド家の一族・1 の続き。
基本的に全部捏造です(`ω´)

ドラマパートに入る前に…。


ぼくのかんがえたニヨルド家

ニヨルドが結婚していた実妹…つまりフレイ&フレイヤの実母については、公式で名前が不明です。
仕方ないので、俺はニヨル子さんと仮称しています。
(※這い寄って来るタイプの神様とは無関係ですよ)

同じ様な名称不明の女性で、ビリングの娘はビリ子さん、軍神チュールの妻はチュル子さん(・ω・)
なお女性化したロキやオーディンをロキ子、オーディン子の様に呼称する事はありません。
あくまでも本名不詳の登場人物について●●子や●●郎のネーミングを致します。
以上、どうでもいい投槍式☆命名規則でした。

ニヨル子さんがどんな属性担当かも分かりませんが、ニヨルドの妹でフレイ&フレイヤ兄妹の母とゆー事を考えると…きっと美人で豊穣力に優れてたんじゃないかな。
双子神は軍神なのにニヨパパは武勇を司ってなさげなんで、すごく腕っ節の強い女性か…?
色んな想像が膨らみますね(・ω・)
 

※今回もちゃんと品性卑しい内容です。

投槍北欧夜話『このホラ話はフィクションです。 実在の神話や神様とは関係ありません。 とってもファッキンな内容です。』


今は昔。
アース・ヴァン神族同盟の履行に際し、幹部クラスの人質交換が決定されました。
ヴァナヘイムではニヨルド一家が転属する予定でした…が!
近親婚を忌むオーディンから『ニヨルドは離婚して来い』とゆー、とんでもないオーダーが入ったのでした。

オーディンの書状を読解してから幾日か経った頃。


ニヨ家の一行はアースガルドへの旅路を急いでいました。
そこにニヨル子さんの姿はありません。
両国の平和の礎となるべく、ニヨルドは泣く泣く愛しい妻を故郷に残してきたのです。

ニヨルド(ニヨル子…、今頃どうしてるかな…;x;)

実の兄妹にして夫婦って事は、それまでの人生をずーっと共に過ごしてきた訳ですよね。
比翼の鳥を分かち、連理の枝を裂く様に辛く理不尽な事だったでしょう。
ニヨルドさんの悲しみは如何ばかりか…。

言葉にせずとも、その悲痛な思いは周囲に伝わっていました。

ニヨルド『ハフー…(‘A`)=3』
スキールニル『旦那様、どうかお気を落とされません様に;;』
クヴァシル『顔色が優れませんね。元気の出る薬湯でもこしらえましょうか』
ニヨルド『ありがとう、大丈夫だよ…』

海神はあくまでも平静を装っています。
そんな父の姿に、双子も一生懸命に慰めの声をかけたのですが…。

フレイ『お母様なら、一人でもきっと元気に暮らしていけますよ!』
ニヨルド『う、うん…そうだね…』

フレイヤ『すぐにお父様のいなくなったを埋めてくれるメンズが現れますわ!』
ニヨルド『う、うん…そうだ…ね…??』

フレイ&フレイヤ『穴の話だけに!(・ω・*(・ω・*)』

※豊穣や繁殖を司るヴァン神族は性に大らか…って、真面目な本に書いてあったよ。下ネタに寛容かは知らない。

ニヨルド『うん…うん…ありがとう、二人とも。何故かあまり嬉しくないけど、気持ちだけは受け取ったよTT』
スキールニル(あーもー、バカ双子っ;;)

~休憩中~

ニヨルド『くすん、くすん…;x;』
フレイヤ『お父様、落ち込んでるわ(´・ω・)』
フレイ『心配だね(・ω・`)』
スキールニル(お前らがトドメ刺したんだろうが。。。)

クヴァシル『お二人の穴発言、純正律で完璧なハモリ方でしたよb』
スキールニル(うるせー、KY賢者!)

スキールニルはあくまでも神の従者ですが、原作を読んだ感じだと主よりしっかり者ぽい感じがします。
スキール⇔クヴァシルの人間関係は不明…だけど、小人にまんまと殺された賢者様より、巨人国に行って帰って来たスキールのが応用力あるよな。

とゆー訳で、応用力のある彼はこう言いました。

スキールニル『お前らまでブルーになってどーすんだ!ビシッとしろよ!』
フレイ&フレイヤ『でも…(・ω・`(・ω・`)』
スキールニル『今更、ヴァナヘイムにゃ戻れねーんだ。旦那様に「辛かったけど、転勤した甲斐あった~^^」って思って頂ける様に、お前らがイイトコ見せなきゃだろ!』

力強い進言を得て、神々の心はにわかに沸き立ちます。

フレイ『うん!僕、フルパワーで頑張るよ!(`・ω・´)+』
フレイヤ『お兄様はありのままでも世界一カッコイイから大丈夫(^ヮ^*)』
フレイヤ『フレイヤだって世界一可愛いよ(*・ω・)』
スキールニル『……』

従者は二人の様子を頼もしく思いながらも、密かに悲しみました。


スキールニル(よく考えりゃ、こいつらも結婚できなくなっちまったんだよなぁ~。こんなにお似合いのカップルなのにTT)

元々、フレイ&フレイヤは夫婦設定だったけど、改変されたんだそうな。
原作では夫婦設定なくても男女関係はあった模様……ですが、俺のごく個人的な趣味で異常に仲の良い双子だけどセクロスはしてない説をねじ込んでいます。
この路線をゴリ押しすると、神話末期に矛盾が生じそうなんですが…そこは力技でどうにかする。

(※何が矛盾しちゃうのか、詳細は北欧神話の本を読んで下さい)

新天地を目指し、それぞれの思いが交錯する旅は続きました。
そして…。
遂にヴァン神の一行はアース神と対面したのです。


オーディン『ニヨルドよ、妻と別れるのは辛いだろうが、これも掟なのだ。理解しておくれ』
ニヨルド『いえいえ。郷に入っては郷に従え、ですよ^^』 ←やせ我慢
フレイ&フレイヤ『これからはアースガルドにを下ろして頑張ります(・ω・(・ω・*)』
スキールニル(いいぞ、その意気だぜ!)

ヴァン神達はやる気に満ち溢れています。
中でも幼馴染の親友から発破をかけられた、フレイの昂ぶり様と言ったら見事なものでした。

フレイ『さっそくフルパワーでお仕事します!(`・ω・´)+』
オーディン『ははは。それは頼もし…い…!?』

 

アースガルドの神々の瞳に映ったモノは…!!

 


ばばーーん!!

フレイ『これが僕のフルパワーです!(・ω・´)ドヤッ』
アース神達『……ッ……ッ……!!?(絶句』

何と頼もしい御姿でしょうか(人’ヮ’)
を下ろすとは、根は根でも男根の方でした。

【良い子の豆知識】
フレイの豊穣パワーの表現として、昔の人は超巨根を隆起させ、男根帽子を被ったフレイ像を作ったんだよ。

昨今、ソシャゲ界隈ではフレイ君が登場するゲームもあるみたいですが、是非とも超美麗な絵柄でこの御神像を再現して頂きたいものです。
ROドット絵の合成ではコレが限界だぜ。

~ヴァン視点~
ニヨルド(立派になったなぁ、フレイ…しみじみ) ←見慣れている
フレイヤ(キャー!お兄様、超カッコイイ♥♥) ←見慣れている
スキールニル(いいぞ、フレイ㌧!みんな恐れを成してるぜ!) ←見慣れている

~アース視点~
神A(な、何でモロ出し!?)
神B(しかも何故、この状況で臨戦態勢…)
神C(あのエッチな帽子も何なんや )

オーディン『……(プルプル』
クヴァシル『あのーもしもし…』

クヴァシルはアース&ヴァン両神族の智慧の結晶ですから、どっちの言語・文化にも通じていたでしょう。
ニヨ家の赴任直後は、この賢者様が橋渡ししてたんじゃないか…と俺は想像しております。


クヴァシル『…かくかくしかじかで、ヴァン神の豊穣パワーの象徴ですが、アースガルドでは下半身を露出しません』
ニヨルド『うん…うん…ありがとう、クヴァシル。でも着任前に教えてくれてたら、ボク達もっと感謝したんだよ?^^;』

こんな感じにね(^ω^)

神A『いやー、あれはヴァナヘイムの豊穣神ルックだったんですね』
神B『てっきりロキに続く変態露出魔神の降臨かと焦りましたよー』
ロキ『俺を変態の代名詞扱いすんの止めろや!』
フレイ『アースガルドでは出さないモノなんですね(-ω-`*)ハズカシー』
フレイヤ『え~、カッコイイのに…(・ω・`)』
スキールニル(あぶねー。俺、神じゃなくてマジ良かったわー)

スカジ爆笑譚でロキのチン芸がウケた!という事は、アースガルドや巨人国では『露出!?山羊と綱引き!?ねーよww』って感性だったはず。

【投槍仮説】
アースガルドではティンティンを出さない。
巨人国でもティンティンを出さない。

ニヨ家は赴任初日にしてあやうく誤解や軋轢を生むところでしたが、賢者の智慧によって事なきを得た……かの様に見えました。

その夜。


オーディン『……』
フリッグ『いかがされました、アナタ?』

寝室に戻った最高神は心休まらぬ面持ちでいらっしゃいました。
待望のニヨルド家を迎え、神族同盟もいよいよ盤石だというのに、どうした事でしょう。

オーディン『ま…ま…』
フリッグ『ま?』

正妻フリッグも不思議そうに夫の顔を覗き込みます。
すると…。
 


オーディン『負けたアアアアアア!!』

フリッグ『キャア!』

オーディンは激怒していました。
その憤怒の形相たるや、ヴァン神族と血みどろの争いを繰り広げていた時すら比較になりません。

オーディン『生物学的に考えて、あのサイズはおかしいだろうが!!しかもあの男、全女神の前でひけらかしおって…許せん…断じて許せん…!いつか必ずこの手で粛清してくれよう!!(プルプル』

えーと…。
フレイ>オーディン の図式が成り立つのかは知りません。知る術もありません。
ただ俺的にオーディンはサイズとかパワーというより、技巧派ではないかと考えております。
フレイは美しい神ですから、きっと下肢の造形もズバ抜けて端麗だったのでしょう。
なおロキは山羊と綱引きできるので、圧倒的パワー型と断定しました。
え?そんな所にキャラ付けは要らない?そうですね…。

オーディン『うぐぐ…勝利の神たるこの私が…は、敗北…。いや、落ち着け、万物の父オーディンよ。
知力・権力・財力・統率力・詩才・犬の飼育頭数…男としてアベレージでは勝る!
セーフ…そう、セーフだ!私は決して負けてなーーいッ!』

フレイは霊験あらたかなエリート神で超美形、すげー巨根で、しかもこの時点では独身です。フリーです。
プレイボーイのオーディンにとって、こんなに嫌な部下の参入があるでしょうか。
証拠は全然ないけど、絶対に超キライだったと思うわ。


フリッグ(本当に負けん気が強いんだから…)

フリッグは呆れましたが、何と言ってもオーディンと家庭生活を営む女神様です。
夫を優しく宥め始めました。

フリッグ『大丈夫ですよ、オーディン』
オーディン『妃…』


フリッグ『殿方が考えている程、女人はサイズにこだわりませんのよ♥♥うふっ(*^▽^*)』
オーディン『何でちょっと嬉しそうに頬染めてるのか、詳しく聞こうか??^^#』
フリッグ『ベビーフェイス+巨根も意外性があって素敵♥♥だなんて露ほどにも思ってませんわ(*^▽^*)』
オーディン『それは隠しきれぬ本音がダダ漏れなのか、あえて私に喧嘩を売っているのか、果たしてどちらかな??^^#』
フリッグ『うふっ(*^▽^*)』
オーディン(おのれ~粛清待った無しだぞ、あの小僧~~!)

何か火に油を注ぐ結果になりました。

図らずもオーディンの不興を買ってしまったフレイ。
ニヨ一家の行く末に暗雲垂れ込める!?

つづく。

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