第48楽節『ラウフェイの息子』

ラウフェイって誰やねん。


ロキの実家、初登場(*’ヮ’)

父・ファールバウティ
母・ラウフェイ(別名ナール?)
兄弟・ビューレイスト&ヘルブリンディ

えー…。
ロキの実家については詳細スペック不明で、特にエピソードも無いため、ドラマパートでの登場予定はありません。
初登場にして、ラスト登場な気がします。

ロキ自体が強烈な個性を持つので、色々と気にかかるのですが。。。
兄弟も大食いなのか?両性具有なのか?
トーチャンはカーチャンの心臓を喰って出産したりしてないか??
とんでもねー実家の可能性なくはない。

なお父ファールバウティは『残酷に打つ者』という意味で、あからさまに凶暴そうな印象から、化け物チックにしておきました。
ロキとお揃いの髪色なのが俺のこだわりでござる。

巨人の生まれであるロキが最高神の義弟になった過程はよー分かりませんけど、軍神チュールの父ヒュミル(第44話)と同じく超絶DV親父だったせいかもよ。

俺の予想では…


ファールバウティ『この馬鹿息子がー!(ビシッバシッ』
ロキ『うるせー、糞親父!出て行ってやる!(`Д´)』

親父から残酷に打たれまくって出奔したんじゃないか説。

 
さて、本題です。

原典において、ロキは『ラウフェイの息子』という名乗る事があります。
面倒くさがりな投槍ブログでは『オーディンは偽名で潜伏活動しました』的なシーン以外、人名を固定してるんで、本来の風味を損なっています。ごめんちゃい。

昔の北欧ら辺の文化では父称・母称(一族の姓・ファミリーネームではなく、自分の父or母の名に由来する名)を使っていたそうな。
ロキの『ラウフェイの息子』も母称だよね。
英語姓のウィルソン(ウィルの息子)とかジョンソン(ジョンの息子)の『~son』は、古北欧語の父称が由来だそーですよ。
ヴァイキングがブリテン諸島まで来てた頃に広まったんだってよ。

ただ、本だと大体『北欧文化ではほとんどが父称を使い、母称は稀である』って書いてあるんですね。
母称を名乗るのは、父親不明の私生児だったり、何らかの特殊な事情で父親と縁切りしてるとか、レアケースらしい。
うっすらした知識で申し訳ないでござる。

ロキは何で母方の名前を使ってたんでしょうか?
前提知識があやふやだけど、投槍推理しました。どうぞ。

【投槍案1】
トーチャンの事がキライだった。
ファールバウティ=DV親父からの出奔説を補強する根拠にもなる。
個人的に一番推奨しています。

【投槍案2】
ファールバウティとラウフェイは正式な夫婦ではなかった。
息子のロキがあっちこっちで不倫してるんで、割と現実味ある。

【投槍案3】
生活圏内にファールバウティ氏と同名の別人がいたので、母称にしてた。
現実世界ではファーストネーム&父称が被る人がいた場合は、母称ではなく父方祖父の名を使っていたみたいです。
(この場合、絶対に母称を使わないのかは調査中です…)

【投槍案4】
ファールバウティが巨人・ラウフェイが神(もしくは神に友好的な巨人)だった。
ロキは巨人から神に転職した男なので、父の名前を使いたくなかった説。
ラウフェイは『葉の島』という意味なので、豊穣女神っぽい雰囲気はあります。

【投槍案5】
カーチャンのがトーチャンより有名人だった。
フレイヤの様に、美人でモテモテだったとか。
ロキはモテる奴なので、ママ似かもよ。

【投槍案6】
神様界ではファールバウティの響きがダサくて、ラウフェイのがかっこよかった。
特に深い意味はなかった説^q^

=====

子供の頃、俺は『ラウフェイの息子って、何か神話チックで素敵な響き~(*’ヮ’)』と思っていました。
しかし…。
もしかすると、より現代日本語の感覚に近づけたら……


ロキ『ラウフェイの息子が来てやったぞ!(キリッ』

 ↓

ロキ『どうも葉島と申します(名刺スッ』

こん位のノリかも知れませんね。

コメントする

CAPTCHA