第47楽節『魔女グルヴェイグ』

魔女に隠された驚愕の事実!


第5話に登場した魔女グルヴェイグ。

グルヴェイグとは『黄金の力』の意味。
本によると『黄金に魅入られると人心は堕落する』とゆーニュアンスらしい。
ヴァン神族と目され、セイズを使う魔女。

グルヴェイグはオーディン宅にてアース神の不興を買い、槍串刺しの刑&火炙りの刑に処されました。
…が、何べん火にかけても謎のセイズパワーで蘇ったのだそうな。
この魔女のせいでアースVSヴァンの大戦争が巻き起こったのは、以前も述べた通りです。

う~ん。
グルヴェイグに常若のイドゥンの林檎を喰わせたら、不死身ッ!不老不死ッ!セイズパワーッ!の無敵戦士にならないか?
コイツを最終戦争ラグナロクの切り札ポジションにすべきだったと俺は思う。
ラグナロクで世界樹イグドラシルは炎上するんだけど、グルヴェイグは火属性に完全耐性がついてそうだし、フツーに生き残ってた可能性があります。

さて。
このグルヴェイグ女史は北欧神話の別キャラと同一人物説があります。

【その1】

今は昔。

神々は黄金をいーっぱい持っていてヘブン状態でした。
しかしある時、不愉快な3人の巨人姉妹がやってきて、メシマズ状態になりました。

おわり。

……。
小話の最短記録を更新してしまった…。
いや、あの…巨人シスターズが何をしたのか、公式設定には詳細が無いんで…。
雑な文章になるのも仕方ないんじゃ。
本では黄金を盗まれたのじゃないか?と推測されていました。

俺的な想像は…

●ヘブン状態じゃなくなった理由(投槍推理)

  1. 神は所有していた黄金そのものを奪われた。
  2. 原初、神は錬金能力を持っていたが、呪いとかで失われた。
  3. 黄金に持ち主が死ぬ呪いとかがかかった。
  4. 黄金で純粋にハッピーだったが、邪欲が芽生えた。

こんな感じ。
俺的には1の盗難説はあんまり支持してないでござる。
神々は住居・衣装・食器なんかが黄金製と書かれていてセレブ感ある。
パクられたとはあんまり思えない。

推測はさておき、この巨人姉妹の一人がグルヴェイグという説なんだってさ。
黄金・女性・忌むべき人物っつー共通要素のためですね。
三姉妹の登場でヘブン状態消滅とは、神族戦争を遠回しに指してるのかも知れません。

 
そしてもう一つの説。
前にチラッと書きましたが…

【その2】

真面目な解説の本では、魔女グルヴェイグ=美神フレイヤという定説があります。

共通項はヴァン女神・セイズの使い手・争いの火種を蒔く…というもの。
フレイヤは人間界に戦争を起こすのが仕事だったり、神VS巨人の抗争原因となったりする女神です。
物語の役割として同一なのは理解できます。
しかし投槍神話では完全に別人物として扱っている通り、俺はこの定説を意図的にフルシカトしています。

理由は俺が最も嫌う物…。
そう、矛盾!
グルヴェイグ=フレイヤ説を採用すると、物語の筋道が意味わからんちん。

【グルヴェイグ同一人物説に基づくフレイヤ史(仮】
フレイヤ、アース神に嫌われて拷問される
 ↓
ヴァン神げきおこ
 ↓
神様大戦争
(軍神だからフレイヤも戦闘)
 ↓
和議を結ぶ
 ↓
幹部キャラ交換でニヨ家、アースガルド赴任
 ↓
フレイヤ、アースガルドのアイドルとして君臨

何がしたいんだよ、この人…(´Д`;)
ロキ以上に何がしたいのか分からんぞ。
偉い学者の先生にどーゆー意味なのか聞いてみたいところです。

そんなこっちゃで定説を無視した次第であります。
つーか、フリッグ=フレイヤとか、メングラッド=フレイヤとか、同一人物疑惑が多過ぎて、俺には処理しきれません(;ω;)

しかし、完全にグルヴェイグとの関連を否定するのも気が引けます。
そこで代替案つーか、完全なる脳内設定ですが…


グルヴェイグ=フレイヤの実母ニヨル子さん説を提唱したいと思います。

真面目な根拠は全くありません。
ニヨル子さんは海神ニヨルドの実妹という設定以外、詳細不明の女性。
ただ、フレイヤの実母であれば、親子で属性が丸かぶりしてても不自然じゃないよね。

火種体質のニヨル子が、神様大戦争のキッカケとなる
 ↓
和議を結ぶ
 ↓
ニヨ家がアースガルド転任の際、ニヨル子を同伴できなかったのは、戦争原因のブラックリスト女神だったから!

なーんてね!(*’ヮ’)
とりとめもない妄想ですが、俺は結構気に入っています。

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更新頻度がクソな上に、面白要素とかなくてゴメンネ(´・ω・`)

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