【お詫び】第32話・第12話について

号泣謝罪会見
えー。釈明会見を開かせて下さい。

『知識泉のミーミル=オーディンの伯父』と気づいてなかったり、色々と誤りの多い投槍神話…。
(仕方なかったんや、クラシック絵画で明らかにミーミルのがオーディンより若い顔をしてたんや…)
これまでは間違いをコッソリ訂正していました。

しかし今後、内容に深く関わる箇所については、大々的に土下座する事を決定いたしました。
(単純な表記ミスは告知無しに修正します)

セルフ晒し首として、ちゃんと『お詫び』というカテゴリも作ったよ。
なお、最初っからフル捏造してる部分&妄想推理については免責事項となっております。

今回の被害者はオーディン様、戦乙女ズ、あとフレイ。


●お詫び・1●
オーディンにお酌する戦乙女
第32話『戦乙女ヴァルキリー誕生』で、戦乙女の業務内容について…

オーディン『ヴァルハラではフリスト、ミスト、スケゴルド、スコグルの4人が、酒でいっぱいの杯を私に給仕する。あとの9人が戦死者達に酒を注ぐ』
(;´Д`)……。
ROのネーミングから忠実に再現したらイカれたSSになったけど、これは美女です。
神話級の美女であるフリスト、ミスト、スケゴルド、スコグルが4人で最高神を取り囲んでいるのです。
SSはキモいけど、専属ホステス4人て両手に花どころか、両手両足に花じゃねーか。
英気養い過ぎだろ!!

俺は↑こう書きました。
書籍『北欧神話物語』には確かにこの4人の名前が列挙されています。
しかし…、『エッダ―古代北欧歌謡集』だとオーディンの酌婦=フリスト&ミストの2人なのですね。
俺は『北欧神話物語』が正史でOK派なので…ぶっちゃけ全く気にしてなかったんですが…。
昨今の事情を鑑み、異説がある場合は両論をなるべく併記します。なるべく。

古ノルド語の伝承を読めないド素人の俺にはどっちが正しいのか、はたまた原文がどっちとも取れる言い回しなのか判断いたしかねます(´Д`;)
この度は誠に申し訳ございませんでした。
両手両足に花ではなく、単に両手に花かも知れません。
俺の不見識により万物の父オーディン様の名誉を不当に貶めている可能性について、心よりお詫び申し上げます。
また、『修正すんの面倒い(・∀・)』と今日に至るまで放置し、各方面への被害を拡大させた点について、猛省いたします。

ん…いや、待てよ?
挿絵に『オーディンにお酌する戦乙女の図(仮)って書いてあるな。
何でか分からないが、当時の俺ナイス!
これはあくまで(仮)だ。
という訳で、オーディン専属ホステスが2人or4人、どちらの場合でも通用する表記にリテイクします。

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【テイク2】
オーディンにお酌する戦乙女
※複数説あります。

オーディン専属ホステス2人説:
オーディン『ヴァルハラではフリスト、ミストの2人が、酒でいっぱいの杯を私に給仕する。
スケゴルト、スコグル、ヒルド、スルーズ、フレック、ヘルフィヨトル、ゲル、ゲンドゥル、ランドグリス、ラーズグリース、レギンレイヴの計11人が戦死者達に酒を注ぐ』

オーディン専属ホステス4人説:
オーディン『ヴァルハラではフリスト、ミスト、スケゴルト、スコグルの4人が、酒でいっぱいの杯を私に給仕する。
ヒルド、スルーズ、フレック、ヘルフィヨトル、ゲル、ゲンドゥル、ランドグリス、ラーズグリース、レギンレイヴの計9人が戦死者達に酒を注ぐ』

(;´Д`)……。
いいですか、皆様。
ヴァルハラに集められた戦死者の魂は100人やそこらではありません。
『グリームニルの詩』で、ゲイルロド王に向けて最高神はこう仰っています。


オーディン『ヴァルハラには540の扉があり、フェンリル戦では1つの扉につき800人の戦士が出撃するのだ』

540×800=432,000

つまり戦死者の魂は43万人以上!
この数字は複数の書籍、外国語のWikiで同じだったから確実や。
平時でも、軍神の遠征に随伴する英霊がいるので、ヴァルハラ宴会には全員参加ではないかも知れません。
そうは言っても、ちょっとした自治体レベルの人数すよ。
(参考:2015年・鳥取県の人口が約57万人)

戦乙女1人につき数万人分のテーブルを受け持っている計算ですから、人気アイドルの握手会なんか及びもつかない担当人数です。
そんな戦乙女を最高神1人で2~4人も専有しておられるんです。
この贅沢っぷりが伝わりましたでしょうか。
さすがオーディン様。汚い。酒と女に汚い。

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おっしゃ。
何とかオーディンの酒色をDISる方向に持っていけた。
やれやれ、大局に影響なかったな。

●お詫び・2●
フレイとスキールニル
第12話『恋の罪と罰』で、軍神フレイがゲルドの嫁入りを待ち侘びるシーンにて…

スキールニル『よろこべ。九夜後、バリの森でフレイ㌧の嫁になるってよ!』
 (中略)
フレイ『九夜なんて待ちきれないよ!恋をすると一夜が千年にも感じちゃうよ!ヽ(・ω・*)ノ』

俺は↑こう書きました。
しかし…。
北欧神話の書籍を読んだ友達から苦情が入りました。

マイフレ『千年なんて、原作に書いてねーぞ!死ね!』

うっせー、黙れ。

確かに原文は『待ち焦がれる半夜の方が、一ヶ月よりも長く感じられる』なので、『千年』という表現は出てきません。
しかし、これは別に間違ったんじゃなく、『一ヶ月』はインパクトが弱いし、語呂も悪ィ…。
現代日本人に受け付ける詩的な表現として『千年』に改めたんじゃい。
まぁ、せっかくなので原著に近づけた表現に修正しました。

フレイ心の短歌
フレイ『一夜 長い 二夜 長過ぎる 三夜超長ッ  恋する半夜は 体感一月!ヽ(・ω・*)ノ』

短歌と言いながら思いくそ字余りですが、フレイは詩神じゃないから詩才は無いでしょう。きっと。
投槍な表現の中にも、原典のギミックを踏襲した形と相成りました。
これで文句ねーだろ、ふぁっきゅー!凸(・∀・)

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実は謝罪しなきゃいけない事がまだまだ沢山あるんですけど…、それはまたの機会に(´Д`;)

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