今回はドラマではなく小ネタ知識で(・ω・)ｳﾌﾌﾝ
『ベルセルク』についてテキトーに解説します。

ベルセルク（英語でバーサーカー）は同名タイトルの有名漫画を始めとして、ファンタジー世界では馴染みの単語。
この言葉の発祥は北欧神話です(・ω・)

ベルセルク由来のROスキルは剣士のオートバーサーク・LKのバーサークがあります。
LKバーサークは特に神話の影響が色濃いので、今回はその比較考察的なもの(*’￢’)

ベルセルクとは個人名ではなく、最高神オーディンが率いる特殊部隊兵士の総称です。
構成メンバーは神様ではなく人間。
一見すると普通の人間なのですが、ひとたび戦いが始まれば精神に狂気が宿り、肉体の潜在能力をフルに引き出して、鬼神悪鬼の如く敵に襲いかかったそーです。
ベルセルク1人でいっぺんに7人の敵を倒したとかなんとか。
コレは『MHP3倍、ATK2倍、ディレイ30%減、無限インデュア、移動速度増』というバサクの戦闘能力up効果で表現されてますね(*’ヮ’)

超強い兵士のベルセルクでしたが致命的な欠点がありました。
理性を消滅させたトランス状態で戦うので恐怖や苦痛を感じずに済む反面、知能が動物並みに低下するのです。
戦闘モードに入ると友軍だろうが家族だろうが王様だろうが、目の前にいる相手を見境ナシにぶっ殺します。
人間の言葉なんか通じない。
戦場でベルセルク達が発するのは野獣の様な雄叫びだけ。
中には熊や狼と会話できるベルセルクもいたんだってよ(・ω・)ﾊﾞｳﾊﾞｳ

獣の様な唸り声をあげて戦う…ウーン…

文字化け状態でバーサクする俺(・∀・)

つまりこういうことか。
どうよ、この見事なまでのベルセルク状態。

チャットバグはともかく『全スキル使用不能、アイテム使用不能、装備変更不能、チャット会話不能、味方からの支援ほぼ無効、アイテムは拾えても落とせない』というバサクの欠点はベルセルクの脳筋ぶりに由来してるんでしょう…。
ベルセルクのもう一つの欠点は、戦闘終了後は精も根も尽き果て虚脱状態になること(ﾟρﾟ)
『リログ後はHP100、バサク解除後は自然回復5分停止』て設定が、それに近いですね。
ROでもバサクは扱いづらい特殊なスキルですが、リアルにこんな奴と轡を並べて戦うなんて苦労しそう。

とっても独自解釈ですが、オーディンは武力＆知力を司る神様なので『人間の精神を生贄に、神の如く肉体を強化する』という変換付与に長けていたのかも知れない(*’￢’)
美の軍神フレイヤの場合は、自分の外見的な魅力で『フレイヤ様、サイコーっす(*ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟ』と兵士達をハッスルさせて強化（第8話参照）
同じ軍神でも個性があるね(・ω・)

『ベルセルク・バーサーカー』は前述の戦闘スタイルから『狂戦士』という和訳が一般的ですが、本来は『熊皮シャツを着る者』という意味の単語です。
類義語に『ウルフヘジン（狼皮のシャツを着る者）』があります。
ウルフヘジンもベルセルクと同じく、オーディン配下の人間戦士達です。
アホみたいに強い設定もおんなじ。

オーディンの神通力で守られたベルセルクは甲冑の防御を必要とせず…

・熊、狼の皮だけを身にまとって戦う
・熊、狼に変身して戦う
・ていうか、すっぽんぽんの人間の姿で戦う

などなど諸説が語られています。

俺が持ってる北欧出土品の資料には、兜・槍・素肌にベルトだけで戦う人間型ベルセルクを描いた物がありました。
時代が違ったら新聞の社会面を飾る変質者レベル。
しかし重要なのはベルセルクには女戦士もいたという事実。
おっぱ…ごめん、何でもない。

頭装備とアクセサリーだけ…ウーン…

つまりこういうことか。

やべぇ、常日頃からこういう格好で闊歩してる俺ってベルセルクの才能アリアリじゃん？
それはともかく『DEF・MDEFが0+0に強制固定』というROバサクのデメリット設定は、熊皮シャツorすっぽんぽんで戦うという伝説からきてるんだと思います。
本家はオーディンの加護でどんな戦いでもノーダメージなんだけどね…。

【まとめ】
LKスキル・バーサークにおける北欧神話っぽい特徴をざっと挙げてみました。
単に名称を拝借しただけではなく、原典設定をここまで具体的に体現したスキルは他に無いと思うのです。
ルーンミッドガッツ国民はオーディン様を信仰してますが、中でもベルセルク…つまりバサクLKは最高神の御加護を格別に賜った眷属と言えるかも(*’ヮ’)
LKのデザインイメージはオーディンの息子バルドゥルらしーので、LK持ちの皆さんはオーディンを父の如く、主の如く敬いましょう。
色々ダメな神様だけど！

実際にオーディンに仕えたベルセルク達は神話の中で、一体どんな戦いを繰り広げたのか？
第９楽節『ベルセルク・後編』では、彼らが登場する神話エピソードをお送りする予定です。