★第18夜★『イドゥンの林檎・異説』

またしても嘘分岐ルート。

↓先にコッチを読んでね(^ω^)

第2楽節『イドゥンの林檎・前編』
第2楽節『イドゥンの林檎・後編』

投槍北欧夜話『このホラ話はフィクションです。 実在の神話や神様とは関係ありません。 とってもファッキンな内容です。』


今は昔。
ロキが裏切りを働いたために、女神イドゥンは巨人シアチに捕らえられてしまいました。
何か色々あって、ガードの緩くなった巨人宅。
ヒーローぶって現れたロキ(ハヤブサVer.)は、魔法でイドゥンを一粒のクルミに変えたのですが…

ロキ『|Д゚)ジー…』
イドゥン『何です?早くここから逃げましょう』
ロキ『お、おう!そうだな!』
イドゥン『早くしないと巨人が戻って来……』

ロキ『あ~~~ん!(*゚□゚)ガパッ!』

イドゥン『Σ何でオオグチ開けてるんですかーー!!?』
ロキ『クチバシに入れて安全に運ぼうかと…(*’¬’)ジュルリ』
イドゥン『ヨダレ垂れてますよ』

ロキ『大丈夫!ちょっと舌でコロコロして、たまに甘噛みするだけだし…(*’¬’)ジュルリ』
イドゥン『大丈夫じゃない!それ、ゼッタイ大丈夫じゃないでしょ!・゚・(つД`)・゚・ 』
ロキ『飛行中にポロっと落としたら危ないし、クチの中のが安全だろ?(・∀・)ねっ、ねっ?』
イドゥン『落下で粉々に砕けた方が断然マシです!!』
ロキ『え~、先っちょだけでも…(・∀・)ねっ、ねっ?』
イドゥン『何の話にシフトしてるんですか??^^#』
イドゥン(戻ったらオーディン様にあることないことチクろう…)

イドゥンが断固拒否したため、結局ロキは鉤爪でクルミを掴み、帰国したのだそうな。

めでたし、めでたし。

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いやー。
大食いキャラなのに、イドゥンをクチに含まなかったロキは偉いと思うよ。

第1話で詩の蜜酒を運搬する際、オーディンはフツーに飲み込んでいました。
そして吐き戻していました。
このパターンを踏襲していた場合、あやうくイドゥン⇒クルミ⇒ロキのゲロ⇒イドゥン(改)になる所だったね!

ま。液体とクルミじゃ持ち運び易さに差があるか。
うーん。
詩の蜜酒を魔法でクルミにする事も出来たんじゃないですかね…???

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