
流転する詩の蜜酒の行方は如何に!?
物語はいよいよラストスパート(ゝω・)b
投槍北欧神話・第1楽節『ブラギの詩・1』
投槍北欧神話・第1楽節『ブラギの詩・2』
投槍北欧神話・第1楽節『ブラギの詩・3』
投槍北欧神話・第1楽節『ブラギの詩・4』
投槍北欧神話・第1楽節『ブラギの詩・5』
今は昔。
INT料理・詩の蜜酒を手に入れるべく、巨人国に潜入した主神オーディン。
彼は酒蔵の番人グンレズを誘惑し、三日三晩ヤリたい放題した上に、蜜酒を一気飲み。
鷲に変化して、そっこートンズラぶっこいたのでした。
ヤリ逃げダメゼッタイ。
詩の蜜酒を全て回収した以上、オーディンの残ミッションはアースガルドへの帰還のみ。
彼は力いっぱい羽ばたきます。
しかし…

スッツング『Σ高速飛行する鳥!?つーか、超~酒臭ェ!蜜酒ドロボー!!!』
フニット山を脱出するより早く、巨人スッツングの目に留まってしまいました。
うーん。
三日三晩もノンビリ逗留してなかったら、隠密帰還ルートの吟味に時間を使ったりできたんじゃない?
そもそも何故、敵陣で3泊もしたのか。
ソン・ボドン・オードレリルの三つの器、グンレズ嬢との三日三晩のラブロマンス…という数字の一致は、代価としての対比かな?と感じるものの…俺には別の考えがあります。
オーディンはバウギと一緒に『給与として蜜酒くれ!』とスッツング邸を訪れたのですから、主の在宅を知っていた事になります。
前回の作戦立案時…(※ちょー想像です)

内なるオーディン(あれがグンレズか…。好みのタイプだ^^ ここは色仕掛けに限るな!
うむうむ。止むを得ない。止むを得ない。誠に遺憾ながら色仕掛けしかない。
…邪魔な父親は地上部の居室…居室⇔地下洞窟の距離●●m…
…バレない様にコッソリとイチャつき…蜜酒を一気飲みした後は鷲変身…
…フニット山⇔アースガルドの距離●●●km÷鷲の飛行速度●●●km/h…
…(計算中)…
計算結果=イケる!これなら三日三晩は思う存分ヤレる!!)
【投槍推理】
三日三晩も逗留したのは、スッツングに見つかるギリギリ間際のタイミングまで、女の子と遊びたかったから。
タイムアウト寸前の逃亡開始だったために、ばっちり発見された。
あくまで俺の仮説です(^ω^)
それはさておき。

スッツング『テクマクマヤコン!!鳥さんになぁ~れ!! (`Д´#)』
盗難を察知したスッツングは魔法の力で鳥に変身。
彼は詩の蜜酒をちょっと飲んでいたので、魔力が備わっていたんだとか何とか。
スッツング鳥は猛然と追撃を開始しました。

壮絶なる鳥レースの模様。
2羽の鳥達は付かず離れずの距離を保ちながら飛び続けます。
一直線に向かう先はアースガルドですから、スッツングにも自ずと盗人=アース神と分かった事でしょう。
神様パワーの、それも最高神オーディンの鷲変身について来れるなんて、スッツング鳥は高スペックだったんですね。
ただし…この日のオーディンは最高速度が出せていなかった可能性があります。
根拠は後ほど。
フルパワーを発揮できてないっぽいオーディンは、それでもアースガルド城壁の上空へと先に到達しました。
~神々の溜まり場・グラストヘイム~

神A『空を見ろ、鳥だ!』
神B『飛行機だ!』
神C『いや、オーディン様だ!』
神D『総員、着陸受け入れ態勢ーーッ!(゚Д゚;) 』
ドドドドド!
王の帰還を知った神々は急いで桶や瓶を地面に据えました。
臣下達の元へと急降下を始めるオーディンですが…
スッツング『逃がすかァァァ!!スプラッシュアタック!!』
オーディン(クッ、まずい…緊急回避!!)
クルリン!ヒューン!
彼はスッツングの攻撃を紙一重で躱したものの、飛行姿勢が大きく崩れてしまいました。
その勢いによってクチバシから蜜酒がちょっぴり零れてしまったのです。
そのまま城内に着地し…
そして…

オーディン『オエッェェエェエエ…!』
神々『お、お帰りなさいませ…(´Д`;(´Д`;(´Д`;)』
オーディンは桶に向かって盛大にゲロを吐いたのでした。
うむむ。
これは…酒を嚥下せず口に含んだままだったのかなぁ。
そう考えると、最高神はドングリを頬袋パンパンに詰め込んだリスみたいな顔になってそうですが。
いや、容器3杯分の酒だろ?飲み込んでるよなぁ。
瓶・桶に3杯分の酒を飲んだ直後に高速&長距離飛行でしょ?
オーディン様さ、ベロベロに酔っ払ってたんじゃないの?
これが最高速度を出せていなかったと主張する根拠です。
リスほっぺ説も浮上しましたが、クチ一杯に頬張ったままだとすると、それはそれで呼吸が難しくなり、素早い行動は無理っしょ。
結論:どっちみち恰好悪い
このお話の中でオーディン様は研ぎ澄まされた戦略や、圧倒的な超パワー、男子垂涎のモテ力を発揮し、それはそれはもう恰好良い活躍ぶりだった訳ですが、最終局面でスゲェ失点(´Д`;)…と俺は思いますね。
もっと見栄えのする運搬方法なかったのかよ!!
さて。
一方、アースガルド上空では…

スッツング(チィッ!軍神どもが集まっていやがる…撤収だ)
盗人を際どい所まで追い詰めたスッツングでしたが、地上に待ち受ける神の軍勢を見ては、蜜酒奪還を諦めるより他ありませんでした。
彼は歯噛みしながら空を引き返していったのです。

こうして神々の叡智の結晶たる詩の蜜酒は、最高神オーディンの単独ミッションによって、無事アースガルドに戻って来たのでした。
めでたし、めでた…。
いや、表題の件が片付いてませんでした。
長くなったから次回、後日談編『ブラギの詩・7』で(・∀・)ノ