詩の蜜酒は神様界でどんな扱いだったんだろう？

↓詩の蜜酒編を読んでない人は、まずコッチをどうぞ(＾ω＾)
　
投槍北欧神話・第１楽節『ブラギの詩・１』
投槍北欧神話・第１楽節『ブラギの詩・２』
投槍北欧神話・第１楽節『ブラギの詩・３』
投槍北欧神話・第１楽節『ブラギの詩・４』
投槍北欧神話・第１楽節『ブラギの詩・５』
投槍北欧神話・第１楽節『ブラギの詩・６』
投槍北欧神話・第１楽節『ブラギの詩・７』

【パート１】

今は昔。
飲めばたちどころに超INTが授かるという詩の蜜酒。
オーディンは神々や人間に、この魔法の酒を授けたのだそうな。

オーディン『諸君らの忠義への褒美として、詩の蜜酒を遣わす（ｷﾘｯ』
神々『ハっ！有り難き幸せにございます！』

★お・さ・ら・い★
アース＆ヴァン神の唾⇒賢者クヴァシルの血液⇒詩の蜜酒⇒オーディンのゲロ⇒詩の蜜酒（改）

（WIS）
チュール『賞与支給って聞いたから期待してたのに！ゲロじゃないですかー！(TДT) 』
ヘイムダル『これだったとは…』
チュール『ど、どうする、ヘイムダル！？』
ヘイムダル『どうもこうも…。今、我らの向上心と忠誠心が試される時…！』
チュール『君、ゲロ飲むの？！』

尻込みする神々を他所に、勇者が現れました。

 

ぐびぐびぐびぐびぐびぐびぐびぐびぐびごっくん！

 

神々（Σなっ…一気飲みだとーーーー！！？！？！）

誰あろう、その勇者は…

バルドゥル王子でした。

本によると『バルドゥルは蜜の様な甘～～いトークで神々を魅了した』とあります。
オーディンの愛息だし、100％確実に詩の蜜酒を摂取している神だと思います(・ω・)

バルドゥル『父上、知力がモリモリ溢れてきました！今なら1日で23,500句は詠めそうです！』
オーディン『そうであろう、そうであろう』

（WIS）
ヘイムダル『さ、流石はオーディン様の御嫡男と言うべきか…』
チュール『この場合、親子属性は超マイナス補正でしょ？？私だったら、実父のゲロなんて半径100m以内に近づきたくもない』　←実父と険悪な神

（※詳しくは北欧神話の本を読んでね）

バルドゥル『どうしたのですか？皆さんも遠慮なさらず召し上がって下さい＾＾』
チュール（遠慮とかじゃないし。。。）
ヘイムダル（いや、我に秘策あり！）

ヘイムダル『オーディン様、我らが賜りし蜜酒をバルドゥル殿下に献上しとうございます！』
チュール『我々の忠節＆敬愛の証として！あくまでも忠節＆敬愛の証として！』
オーディン『別に構わんぞ』
バルドゥル『えぇ…？良いのですか？』

神々『バルドゥル様の！ちょっとイイトコ見てみたい！あ・そーれイッキ↑イッキ↑』
バルドゥル『ぐびぐび』

神様界では『一気飲み＝男らしくてカッコイイ』とゆー価値観だったので、上手い事おだてられた王子様は蜜酒をラッパ飲みしました。

【良い子の皆さんへ】
現実世界でアルコールの一気飲みは駄目ゼッタイ！
一気コールは犯罪です。

チュール（バルドゥル殿下、私は貴方について行きます！そうすればゲロ飲まなくて済むし）
ヘイムダル（むぅぅ、やはり王者の器…我らとは格が違う…！）

こうして、神々はバルドゥルこそ後継に相応しいと認め、深くこうべを垂れたそうな。

めでたし、めでたし。

 

【パート２】
俺的にはさぁ。
コイツこそ詩の蜜酒を飲むべきだ！と思う人物がいるんですよね。

優柔不断マン★ヘーニル神

ヴァナヘイムに遣された際、頭脳労働をミーミルに丸投げしてたという彼…。
最終回までサッパリ活躍してないじゃん。
見栄えのするルックスみたいだし、名前の意味は『弓手』もしくは『番人』らしいので体育会系っぽいし、INT向上すればバランス型ステータスの神様になれたのじゃないでしょうか？

つー訳で。

今は昔。
グダグダ神様トリオは仕事もせずにダベっていました。

ロキ『なぁ、ヘーニルに詩の蜜酒、飲ませてみれば？』
オーディン『うっ…』
ロキ『面だけは悪くねーんだし、オツムをどうにかすりゃ、使いモンになるんじゃね』
オーディン『うぅっ…』
ロキ『俺様ってば超名案～～♪(＾ω＾)』
オーディン『うぅぅっ…』
ロキ『どったの、お義兄様？』
オーディン『ここだけの話だがな…』

 

 

 

 

 

 

オーディン『既に詩の蜜酒ブースト済みだ！』

ロキ『ぶっｗｗｗｗｗｗまじかよｗｗｗｗｗｗ』
オーディン『ガチのマジだ…』

ロキ『ヘーニルのINT値、超マイナスだったんじゃね？ｗｗｗｗ』
ヘーニル『別に何でもいーじゃん。キニシナーイ♪<(ﾟεﾟ)>』
オーディン『良くない！気にしろ！；；』
ロキ『激レアアイテム、無駄遣いしてやがんのｗｗｗｗザマァｗｗｗｗ m9(^Д^)ﾌﾟｷﾞｬｰ！』
オーディン『お前だって今しがた同じ発想してたろうが！；；』

こうだったかも知れない。
オーディンとつるんでる神様だし、ヘーニルも飲んでた可能性なくはない。

ん？ロキ？
彼はどうなんでしょうね…。
ロキの悪知恵に詩の蜜酒ブーストが含まれてたなら、神々は己の叡智によって滅びたとゆー事になるね。

 
【おまけ】

ロキ『なぁ、トールに詩の蜜酒、飲ませてみれば？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ』
オーディン『お前…分かってて言ってるだろ…』
トール『俺は頭に怪我したから仕方ねーんだよ！』　※第１５話参照

ヘーニルと同じオチが待っているぜ。