★第34夜★『神々の酒宴・3.5』

絡み合う怨嗟が新たな争いを呼ぶ。

※毎度のお願いですが、お食事前・お食事中に読まないで下さい。

↓先にこちらをお読み下さいませ。

第44楽節『神々の酒宴・1』
第44楽節『神々の酒宴・2』
第44楽節『神々の酒宴・3』
『★第31夜★若きチュールの悩み』

投槍北欧夜話『このホラ話はフィクションです。 実在の神話や神様とは関係ありません。 とってもファッキンな内容です。』


今は昔。
軍神チュールの里帰りに同伴した雷神トールは、タダメシをたらふく喰い漁りました。
その量、トール1人で牛2頭分(※推定400kg)
ヒュミル家のエンゲル係数、無事死亡。

アース神たるチュールがトールのブラックホール胃袋を知らないはずありません。
父親の食料庫に大打撃を与えるのも、同伴させた理由の一つだと俺は信じています。
巨人国のセレブに生まれながら、あのオーディンの部下に鞍替えしただけあって、本当は腹黒い男なんだ、きっと。

【投槍豆知識】
真面目な北欧神話の本だと、チュールは真面目で勇敢で人間から超信仰されてる偉い軍神…って書いてあります。

しかしながら、俺的にチュールは対実父限定ドラ息子だと思ってまーす。

~チュールのお部屋~

チュール『何故だか記憶が飛び飛びだけど、明日に備えて寝るとしますか』
トール『お、おう…』

※記憶が飛び飛びな理由は『★第31夜★若きチュールの悩み』を参照。

今回の旅は里帰りや親への嫌がらせが目的ではありません。
ヒュミルの所蔵する酒鍋をアースガルドに持ち帰るのがミッションです。
強面のヒュミルを相手に財産の譲渡を迫るのですから、一筋縄ではいきません。
きっと明日は目からビーム以上の困難に直面する事でしょう。
英気を養うべく二人は床につきました。

明くる早朝。


熟睡中の友を置いて、雷神トールはこっそり部屋を出て行ったのです。


ロキとペア旅行の際、彼は早起きして旅支度を整えていました。
第41話参照)

トールは農業の神様だし、朝型なんでしょうね(・ω・)
オーディンは寝起きの悪さで大失敗してた(第11話参照)ので、父の遺伝ではないな…。

しかし今回はヒュミル牧場の牛を振る舞われていますから、山羊タングリスニ&タングニョースト復活の儀を行う必要はありません。
一体、何をすると言うのでしょう。
まさかヒュミルの寝首を掻いて、暗殺でしょうか?!

トールは堂々とした性格で、実力ピカイチの軍神様ですが、思い返せば……


シアルヴィ君の『地下から攻撃するぞ』というブラフ予告で、フルングニルの隙を突いたり……
第15話参照)


花嫁姿でスリュムを欺いて撃破したり……。
第25話参照)

よくよく考えると割と汚い勝利です。
まぁ、どれもトール本人の知恵じゃないけど。

一方その頃。


館の主ヒュミル氏も自室を出て行きました。

ヒュミルが朝型の証拠はないけど、牧場経営してるし、その他にも第一次産業にステ振りしてるのは明らかなので、早起きさんだと推理しております。
詳細はまた本編で(・ω・)

朝一番、ヒュミルは牧場の見回りに出る所でした。
しかし今朝は”巨人キラー”の異名を取る雷神様が敷地内に滞在中。
何やら危険なニオイがします…。


ヒュミル『ムムッ!』

人気のない牧場で、ヒュミルも危険なニオイに気づいたのです!

それは……

 

 

 

 

 

 


ヒュミル『何じゃこりゃァアアァァアア!!』

危険なニオイの立ち上る超特大ウンコでした。

えー…はい…。
原作ヒュミル回に超特大ウンコの記述は当然ありません。
しかし冒頭の記述を思い出して下さい。

トールは牛2頭(推定400kg)を食べています。
つまり…つまり…

 

胃袋にはウンコ材料が大量。

 

お肉は摂取から12~24時間程度で排泄されますので、ぜってーヒュミル宅滞在中にウンコしてたはずです。
これは譲れません。

ヒュミル『あんの糞ガキャアアアア!ブチのめしてやるわァアアア!』

ドカメシ食いしたトールさんは、ものすごくヘイトを稼いでいたに違いない(*’ヮ’)+


チュール『やぁ、もう起きてたんですか。早いですね~』
トール『おう!今朝も絶好調だったぜ★ミ』
チュール『?』

豊穣を司る雷神トール。
ゴハンをモリモリ食べる彼の通った後には、肥沃な大地が拡がっていた……かも知れない。

【ぼくのかんがえた神々のUNK】
オーディン→ワインしか摂取しない→最高神はウンコしない
ロキ→大食漢→ウンコも大量だよ
トール→大食漢→ウンコも大量だよ

なお、ごく個人的な趣味でロキは普通サイズのウンコを大量製造トールは特大サイズのウンコを単品で製造だと思っています。根拠なんかある訳ねぇ。
UNKにもキャラ付けを怠らないのが俺の誇りです。

それではまた次回(*’ヮ’)ノシ

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